2009年10月20日
弁当の日
香川県の校長先生が提案した
お弁当を自分だけで作って持ってくる「弁当の日」
新聞記事の中で、自分が作ったお弁当をプレゼントするお話が・・・

ひとつは大切な人にプレゼント、もうひとつは自分が学校で食べる弁当。
ある女の子は、料理の本を読みながらお弁当の腕前を上げていった。

しかし、プレゼントの当日、母にあげた弁当は100%冷凍食品のおかず
その理由は 「私は親の手料理を食べたことがない。だから母には
仕返し弁当を」
う~ん!!

たまたまこの記事を読んだ時が、当店で年配の上司の方と若い女性の会話を
耳にした翌日でした。
「両親は働いています。母は10時近くに帰ることが多く、
あまり、手料理を食べたことがありません。
だから私は好き嫌いが多く、自分でも作れません」
「君、今一人暮らしだろう。何も作らないの?」

「はい、買ってくるので間に合います。
でも、彼に何か作って・・と言われたら・・・
料理が出来る女は・・・・それって、セクハラでしょう」
う~ん??

先ほどの記事の後半
ある子どもは、感謝弁当を、単身赴任で会社に戻る父と
病院に入院いている祖母に初めて作ったそうです。
どんなに嬉しかったことでしょうね。二人とも泣きながら食べたそうです。
そんな体験をした子どもは、どんなことがあっても生き抜いていける。

子どもが生きていける大きな力は、自分が存在している意味を
実感できる、体感できることです。

と、締めくくってありました。