お殿様が召し上がる?・・・・ひとくちメモ
熊本藩食物製法書を基礎に、お殿様が召し上がる
お食事を再現されています。
(素晴らしい塗りの御椀・・・の蓋を開けると・・・)
熊本城本丸御殿内に出来た、お食事の間にて一日限定50食の
「本丸御膳」をいただきました。
「料理方秘」「熊本藩のレシピ帖」などを参考に、お殿様が召し上がっていらした
お料理を、熊本名物も取り入れて作られています。
当時の味付けは相当辛かったそうですが、現在は、控えめな味付けに・・・
御献立から少し・・・・
御鱠の中に「俄いりこ」の名で煎海鼠を茹でて戻しておさしみ風にしたもの。
御汁には、鴨肉を茹でたものと「そそろ麩」と呼ばれる薄いお団子
御飯は、くちなしで色づけした中にヤマイモと大根をコロコロと・・
御平椀には、豆腐と鶏肉をすり合わせた物に「ひご野菜」の水前寺菜を。
御肴には、いろいろなお料理が少しずつ「とふこ味噌」は、けしの実、生姜
きくらげ、などを加えたなめ味噌の一種です。
「干こる豆」は、糸引納豆の塩漬を干したもので固くて塩辛い。
御菓子は、上白もち粉と白砂糖を使う極上のレシピの朝鮮飴
今まで知っていた朝鮮飴と全く違うサクサクの食感。
ほんの一部です。機会があれば、味わってみられるのも楽しいです。
すみません! フランス料理ではなく、和食の紹介になって・・・・ (笑)
関連記事