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2009年04月15日

この帽子の最終回・・・・ひとくちメモ

       皆さんの思っていらした、先生の言葉です。

       


    若い女の先生は

    「わー、すごいね。よく気がついたね! 00ケンスケくん」
    フルネームで息子の名前を読んで、褒めてくれたのです。    icon10

    忽ち、あちらでもこちらでも子ども達の声がします。      icon64
    「先生、白もあるよ!」
    「先生、ここは黒い色が・・・・」          

    先生は、嬉しそうに笑いながら
    「みんな、すごいね! いろいろな色を見つけられたね、
          その中で、いちばんたくさんある色は何色かな?」

    みんなは大声で 「黄色」 「黄色」 「きいろ!」         
    「そうね、黄色ですね。それでこの帽子は黄色い帽子と呼びますよ~」
    「は~い!」 教室の雰囲気が変わりました。

    緊張がとけて和やかに、ひとつにまとまったように皆、輝いています。   icon97

    すごい!先生。 息子の言葉を否定せず、まず「すごいね、よく気がついたね」と
         ほめてクラスをまとめた若い先生。

    先生のこの言葉で、息子は大学まで先生大好き、学校大好きで過ごしました。
    今でも、この黄色い帽子を見ると、あの時の教室が思いだされます。

    先生の対応は、子どもの学校生活に大きな影響があることも・・・・  icon101    icon99
         先生、ありがとうございました。

    その後の保護者会では、名前を知られたケンスケくんのお母さんはPTA役員に
         推選され、ず~とPTAや子ども会に関わるはめに(笑)・・・


    今度、あの一年生の女の子に会ったらいろいろお話できるといいなあ! face01   

         


投稿者: アランカ ◆ 18:05コメント(18)子どもと地域のお話